ワークショップ/みんなで作ろう スイミー

2024年 碧南市にある無我苑で行われた個展のコラボ企画
碧南市立西端小学校の生徒さんに魚を好きな糸で装飾してもらって制作した作品。
その作品を全部合わせて大きな魚に仕上げて展示した作品。

碧南市立西端小学校で2024年2月にワークショップを当時5年生の皆さん(現6年生)と
特別支援学級の生徒さん、先生方と共に魚の枠に糸を巻きながら一人一匹ずつ作ってもらいました。
2クラスを2回に分けて制作しました。

1回目のクラスは5年1組と特別支援学級の児童と先生。約35人(2時間)
2回目のクラスは5年2組の児童と先生。約34人でした。(2時間)


廃棄する電線と針金で制作しておいた魚の枠を、一人一匹ずつ用意しておき、
そこに装飾していきます。
針金に引っ掛けながら、糸を絡めていきます。

はじめは太い糸で制作していき、ある程度ベースができてきたら
次は特殊な糸や色糸を使って制作していきます。

糸が柔らかいせいか、片結びすることが難しく感じる生徒さんもみえました。
得意なお子さんは、どんどん枠に引っ掛けながら絡めていきます。

枠の針金部分が滑りやすいので、そこに苦労している姿がみられましたが
針金の枠すべてに糸を絡めるのではなく、空間をあけながら絡めたり、糸の強弱を工夫したりして制作していきます。


中には、写真のように糸をふんだんに使って、糸の柔らかさやボリュームを出すことで
表現する児童さんに目を奪われました。
『楽しくて仕方ない』という気持ちが、作品を通して伝わってくるいい作品です。


糸をグラデーションにして巻いていって、さわやかなイメージの魚に制作する児童さん。
長く糸を垂らしてみたり、緑のモコモコした糸をメインに制作していますが、白の意匠系(装飾されている)の糸も、ポイントにして、色と素材をうまくアレンジして制作しています。


作品集