ポツリ ポツリと雫が落ちる
落ちる雫は水しぶきをあげる
雫は次第に大きな粒となり
波の世界へと誘われる
平面作品 / 2005年制作 紙 木 アクリル絵の具
立体作品 / 2004年制作 針金 レジン 生地 樹脂
【宮嵜祥子のコメント】
メイン会場『航海』の序章のような演出を試みたく、このエリアの作品を制作しました。
館内に一歩踏み込んだところから物語がはじまります。
一雫からはじまる『水』の物語。
でもここには、一雫はありません。
落ちた現象だけが広がっていきます。
水音はどこから聞こえてくるのでしょう?
あなたの記憶の中からでしょうか?
館内のどこにその一雫はあるのでしょうか?
それを一緒に探しませんか?