【作品解説】
立体作品、鳳凰と対にして制作した作品。鳳凰の羽を広げたイメージを着物をかける“衣桁(いこう)”を屏風にみたて、平面に置き換えて表現しました。
屏風右側は、大きく一枚の羽がなびいている様子をイメージし画面全体をダイナミックに表現。太い木を組み込むことにより、力強さと自然のフォルムを表します。その木に樹脂や糸を組み入れ、透明感、マットな表現など、質感にこだわり制作した。
屏風左側は、動きを出すために幾つもの羽を配置することで全体の流れ、動きを意識し、構成しました。実物の鳥の羽も着色し、優雅さを加えます。
ミクストメディア
2020 「そこにある存在と記憶展」旧林家住宅/一宮市