【作品解説】
子供がうまれたことがきっかけで、誕生した『誕生』という作品。
針金を芯に糸を巻きつけて、編んだり絡めたりする今の制作スタイルは、この誕生からはじまりました。
今回は『誕生』から派生した『成長の軌跡』という作品に生まれ変わり、規模が大きくなりました。そして今回は更に規模を拡大し、無我苑 瞑想回廊メイン会場で展示中の『航海』の作品へとカタチを変えて展示しています。
空間に合わせ、幾度も形を変えながら生まれ変わります。
2007年制作 綿糸 羊毛糸 麻糸 他 針金
1300×780
【宮嵜 祥子コメント】
命が宿り、この世に生まれた神秘と生命の力強さに圧倒される出来事でした。母親として我が子を守り抜く強さと優しさを抱きながら未来を思い描いて制作した作品です。
我が子も力強く、のびやかに歩んでいってほしいという願いを込めて制作した作品です。
わたしの今につながる原点となる作品です。