【タイトル】water forest
マスナリ リョウコ 絵画
:910㎜×910㎜
ミクストメディア
雲肌麻紙パネル
アクリルボード
雁皮紙 楮紙 水彩絵具 樹脂絵具 メディウム 顔料インク 色鉛筆
宮嵜 祥子 立体: 糸 針金
【マスナリ リョウコ 解説・コメント】
大地・宙・水・森・花・・・
見上げれば捉えどころのない宇宙
視線を落とす
眼前に広がる風景だけでなく、
森の樹々の中に生きる細胞や空中に漂う粒子の存在に意識を向ける
そうやって、画面の中でマクロとミクロを行き来する
いつも作品の中に溶け込むように、時には対峙するように制作している
そして、そこに光や匂い、風を感じ、心地よいリズムを刻む
自然に対する畏敬の念を抱いて
2024.
【宮嵜祥子 コメント】
アクリルの板に層になって描かれたマスナリ リョウコさんの絵画。
平面の絵から影が紡ぎだされたことに正直驚きました。絵画の絵の影と立体のせんいの作品の影が一つになりました。
私がその幾重にも重なったwater forestの世界を、より立体感をもって彩ります。三層になった絵画と糸の共演。かけ合わされることで、より深い世界観を表現できたら嬉しいです。
マスナリさんとは、2022年愛知県一宮市にある旧林家住宅のグループ展で知り合いました。翌年の2023年にコラボレーションしてほしい旨を伝えると、即答で了承してくれたことを印象深く覚えています。楽しんで物事に取り組む姿勢に安心感と信頼感を感じながら制作することができました。
【プロフィール】
マスナリリョウコ RYOKO MASUNARI
1982愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻 卒業
■個展
2019『モリノホコリ』(名古屋/Enne_nittouren)
2020 8th.5works展(名古屋市市政資料館)
2021『森の祝祭』(岐阜/ギャラリーいまじん)
2023『マスナリリョウコ・ガラスペン画展』(長久手/千の風)
9th.5works展(名古屋市市政資料館)
■団体展・企画展他
国展(愛知県美術館ギャラリー)’17〜[’21奨励賞・’22新人賞]
中部国展(愛知県美術館ギャラリー)’16〜[’16’17新人賞・’18中部国画賞・’19奨励賞]
国展受賞作家展・国展秋季展(東京都都美術館)
’21・’22 春艸会展(春季・秋季)(愛知県美術館ギャラリー)
’21〜 交錯するアート展2022(一宮市・旧林家住宅ほか)
byou(名古屋/ハートフィールドギャラリー)
’21〜 禍と花(幸田町/ギャラリーRIEN) パスカルの蝶たち 参加(’23大阪/鶴身印刷所)(’24京都/建仁寺両足院)
白の世界ー素からはじめる(名古屋/Enne_nittouren)
’22 OHANA10-ten(名古屋/5/R Hall&Gallery)
’20〜’22 アートボード展2021(名古屋/5/R Hall&Gallery)
CROSS OVER vol.42(マレーシア)
’23 小さな絵の展覧会 (名古屋/スペースプリズム)
‘21〜 冬期ミニチュア100人展(名古屋/ギャラリー名芳洞)‘19〜
*宮嵜祥子展コラボ企画出品(碧南/無我苑)
’24 他、名古屋、東京、京都でグループ展