【タイトル】スイミー
【作品解説】
碧南市立西端小学校で2024年2月にワークショップを当時5年生の皆さん(現6年生)と特別支援学級の生徒さん、先生方と共に魚の枠に糸を巻きながら一人一匹ずつ作ってもらいました。
その一匹一匹は小さいけれど力を合わせると大きな力になるということを感じでもらえたら嬉しいです。
【碧南市立西端小学校からのコメント】
地域の施設「無我苑」で開催される個展に、ワークショップの作品が展示されるということで、子どもたちはわくわくして作品の制作に取り組みました。
さまざまな形状や色の糸を針金の枠に巻きつけていく中で、オリジナルの「魚」が出来上がってくると、子どもたちの満足した笑顔が見られました。「糸のイメージが変わった」という子どもの感想からも、糸が織りなす芸術の世界に引き込まれていったことがうかがえます。
【作品画像】
【宮嵜 祥子コメント】
2004年2月に1クラス2時間、学校で一緒にワークショップを行いました。制作を楽しむには少し時間が足りなかったかもしれません。
当時、5年1組の教室(現在6年生)で『誰かスイミーの目をやってくれるかな?』と聞いたときに真っ先に手が挙がったのが3,4人いたと思います。目は一人しかできないので特別な一匹でした。
糸は身近なものかもしれないけれど絡まることも含めて、はじめは戸惑いながらも糸を触りながら制作してくれました。
この個展が終わった後に、自分達の作品が作者の元に戻っていきます。魚が家に戻ってきたら、モビールにしたりして遊んで楽しんでもらえたらうれしいです。
【プロフィール】
西端小学校の周辺には、愛知県唯一の天然湖沼「油が淵」や、かつて蓮如上人が滞在したといわれる応仁寺などがあります。自然豊かで歴史ある地域の小学校です。学級数は16、児童数は400人余りです。
学校では、「顔を見て にこっと笑顔で ぺっこりおじぎ」を合言葉に、子どもたちの元気で明るいあいさつが飛び交います。
また、保護者をはじめ、地域の方に支えられ、子どもたちは落ち着いた学校生活を送ることができています。
学校ホームページ http://swa.hekinan.ed.jp/nishibatael/