【昨日の搬出】

昨日は少し余裕があったので、
作品を解体しながら落ちてくるカタチを楽しんだり、
小品を撮影したりして、心地よい時間を過ごしました。

外は雨。
そのせいか、赤い作品がまるで傘のようになったり、
金魚というか大きさ的にも、鯛が捕獲されたようになったり…。
裏返すと、カニの甲羅のようなコンパクトさ。

搬出の日に、
「後で手直ししよう」と思っていた箇所が
そのまま展示されていたことに気づいたりして。

ツメが甘いというか、
いろんなことを覚えていられないというか…
思った時にやらないと、全部中途半端になりがちですね。

そんな反省をしながらのんびりしていたら、
気づけば仕事の時間が目前に。

最後はギリギリ掃除を終えて、
誰もいない「ゆうとぴ庵」にご挨拶をして、
この2ヶ月を振り返りました。

ゆうとぴ庵は、本当にあたたかい場所。
私に勇気と自信を与えてくれました。

不安がなかったわけではないけれど、
今の私には大きすぎるほどの収穫でした。

——大漁です。

ありがとうございました。