造形教室での話①

私が所属している造形教室の会社の方針を、
私はとても素晴らしいなと思っています。

絵を描くだけでなく、粘土や段ボール、木などを使ったりして、
楽しく創造力を育てる環境を提供していることもあるけれど
素材を通して、自由な発想を育んでいくというのは
本当に私が想うことと同じ。

私は、たまたま糸と出会って、それが一番ピッタリ合っている素材だったけれど、
まずは、いろいろ試してみないことには、
何が自分に合った素材なのかも分りませんよね?

そして、教える前に私自身も一度、実験したりして
新しい素材にチャレンジします。

このレッスンで、生徒さんたちがノッてきてくれるかな?とか。
生徒さん一人一人の顔が浮かんできて、
あの子だったら楽しんくれるかな?
と顔が浮かびます。

全然のってくれなくて、別の方向になっていったりして、
どう声かけしたらよかったのか、
分からなくなる時も多々あります。

『その発想なかったわー』『やられたー』みたいなことや、
『ああー、そのいいかんじのところを消す様に加筆しちゃったよー。』とか、
私のエゴが出そうになるのをグッとこらえます。

そして、その子が表現したかった声を拾い上げます。

その子の求める表現にプラスとなる事を与えてあげたい。