【風がふくとき】
作品タイトル『風がふく』
風が吹き抜ける様な、軽やかで爽やかな風をイメージして今回作品を手掛けました。
白い大きな壁に影が映し出され、ちょっと木漏れ日の様にも感じています。
10年以上前に一宮美術作家協会が一宮市にゆかりのある若手を育てようという趣旨で若手作家何人かと、
作家協会の会員の方、何人かで構成された合同展が開催されました。
その時の展覧会のタイトルが
『風がふくとき』でした。
私はその『若手』を選出する選考の前日か当日にある方から推薦してもらい、
資料を送り、はれて『若手』メンバーの一人となりました。
この展覧会の時に一宮市には沢山の作家がいることを知りました。
そして、ここで展示したことをきっかけに
グループ展に誘われるようになり、
ハートフィールドギャラリー、翔風館、旧林家住宅への展示に繋がっていきました。
去年、今年は個展も開催することができ、
活動の幅が広がってきました。
この一宮美術作家協会から頂いたチャンスと恩を10年越しで返していくきっかけとなればと思っています。
これから『せんいの街一宮』でせんい作家として
活動していくため、
より深い関わり方をしていけたらなぁと思っています。
29日まで。